キタムラフユトの日常

還暦過ぎのおっさんが日々感じていることを気ままに綴るブログです

サッカー日本代表が強豪ドイツに勝っちゃいましたね

サッカー日本代表ゴール後の様子

(出典:www.sportingnews.com)

日本 対 ドイツ・・・
サッカーをある程度見ている人なら、10人中8人ぐらいは
「まぁ、引き分け(勝ち点1)に持ち込めたら御の字だよね…」
ぐらいに思っていたはず。

実際、試合が始まってみるとドイツの上手さ、強さは日本を圧倒していたし、危ない場面がなんども。
日本は前半を0でしのいで後半に勝負を仕掛ける—という目論見だったと思うけど、GK権田がPKを与えてしまって先に失点しちゃいました。
その前に日本も先制のチャンスをつかんでゴールまで行ったけど無情にもオフサイドの旗が…。

日本はハイプレスをもっと強めに行く予定だったと思うけど、相手も読んでいるからなかなかハマりませんでしたよね。
1対1の所でも大体は負けていて、なかなか攻撃の形を作れないまま前半が終了。
ドイツは面白いようにパスが通って、ボールを奪ったと思ってもすぐに奪い返される状態。

『やっぱ・・・厳しいかな』
と思いましたよ、ええ。

ところが、ですよね。
正直僕は驚きました。何に驚いたかって?

この4年間、森保監督の采配を見てきて、最初の頃を除いてはほとんどイライラのし通しでした。笑
納得のいかない選手起用、交代時期の遅さ、戦術が不明確などなど・・・
一時はほんと、1日でも早く辞めてくれと願ったほど。笑

そんな森保采配が、昨日の試合ではガラっと変わっていたんですよ。
まず、後半の頭から冨安選手を入れて3バックにシステムを変更。
こんな早い仕掛け、過去にあったか? いや、ない。笑

後半12分には三苫と浅野を入れて「ここから攻めまっせ!」という無言のメッセージ。
このタイミングも早めで良かったし、さらに良かったというか挑戦的だったのが、26分と30分に堂安と南野という前線の選手を、ボランチディフェンダーの選手に替えて投入したこと。
『なぬ〜〜、おい、日本はいつ監督を変えたんだっけ?』ってなもんですよ。

日本代表堂安選手の画像

(引用:soccerhihyo.futabanet.jp)

これはねぇ・・・
さすがのドイツも想定外だったと思うのよ。僕もワクワクしました。
システムを3バックに変えたことで日本もボールを持てるようになって、攻撃陣が相手陣内にどんどん入っていけるようになったもんね。

でもって、後から入ったフレッシュなメンバーの連動から得点が生まれてる。
浅野選手の決勝点はまぁ、見事なもんでした。
完璧なトラップからの絶妙なシュート。
さすがの名手ノイアーもなすすべなしでしたね、あれは。

得点を決めた三苫ー南野ー堂安の流れも浅野の韋駄天ゴールも良かったけど、それ以上に称えるべきは森保采配でしょうね。
なんだよなんだよ、やればできるじゃんあんた。
今までのは相手の目をくらませる作戦だったのかよ。(んなわけない)

ともあれ、大方の予想に反して日本がグループステージ突破に向けて最高の滑り出しをしたことは確か。
最終スペイン戦は無理しないで笑、まずは次のコスタリカをなんとか倒してほしいもんです。

昨日の勝利で、諦めかけていた決勝トーナメント進出が現実味を帯びてきたわけですが、ベスト16で前回に続き因縁のベルギーと当たることも予想され、そうなると一層盛り上がるんですけどね。